Q&A

日々の診察の中で患者様から頂くご質問の内、頻度や重要度の高いものを以下に取り上げ、そのご回答を記載しております。随時更新していきます。

ご来院・受付等について

  • 混雑している時間帯はいつですか?

日によって違いはありますが、おおよその傾向として土曜・日曜は混雑することが多いです。
午前診と午後診では、午前診の方が混雑する傾向にありますが、夏場は18時以降のご来院が多くなります。
天候が悪い時間帯がある日は、その前後の時間帯にご来院が偏りがちです。

 

  • ワクチンの接種は予約制ですか?

予約の必要はありません。ただし、接種による副作用の発現を考慮し、体調の良い日の午前中にご来院頂くことをお勧めします。
また、接種後はなるべく運動を避け、1日様子を見てあげてください。

 

お会計について

  • ペット保険は使えますか?

保障対象となる項目につきましては、ご利用頂くことが可能です。
アニコム損保およびアイペットのペット保険の場合は、お会計時の保険清算が可能です。
(アニコム損保の場合は、窓口清算期間内であることをご確認ください)
その他のペット保険の場合は、一旦全額をお支払い頂き、後日保険会社様に対しご請求手続きをして頂くことになります。

 

  • クレジットカードは使えますか?

診察・トリミング・ホテルを問わず、お会計の際には各種クレジットカードがご利用頂けます。

 

治療・手術等について

  • 今から連れて行って、すぐ去勢手術をしてもらえますか?

通常、全ての手術は予約制となっており、前日までにご予約をして頂く必要があります。
また、現在は水曜日と木曜日は手術をお受けしておりません。
ただし緊急の手術はこの限りではありません。

 

  • 去勢手術・避妊手術を受ける場合は、どれぐらいの入院が必要ですか?

去勢手術・避妊手術は基本的には半日入院です。
9時~11時にお預かりし、術前の検査を行った後で午前診と午後診の間に手術を行い、午後診の間にお迎えに来て頂きます。
手術中や手術後に大きな問題が生じた場合や、ご希望次第では入院となることもあります。

 

  • 抜糸をしない手術方法の場合、糸がずっと体内に残るのですか?

抜糸をしない場合の真皮縫合には、「モノフィラメント合成吸収糸」という糸を用います。
これは時間の経過と共に体内で吸収される素材で作られているため、残された糸はいずれ無くなります。
また、モノフィラメントという糸は内部に細菌が入り込むことがありませんので、術後の感染を防ぐためにも有用です。
当院で手術において使用する糸は「モノフィラメント合成吸収糸」または「モノフィラメント合成非吸収糸」のみです。
一昔前によく使われていた「絹糸」を使用することはありません。

 

  • 手術を受けた際、明細書に鎮痛剤の記載がありませんでしたが使用しなかったのですか?

鎮痛剤は「全身麻酔」に含まれています。
これは、当院においては「あらゆる手術において鎮痛剤を使用する」ことと、「鎮痛剤と麻酔剤・鎮静剤は一部重複する」ことからこの様な記載になっています。
しかし、これまでの表記では分かりにくいことも確かですので、このご指摘を受け、全身麻酔や鎮静処置で使用した薬剤名を明細書に記載する様に改善致しました。

 

  • 全身麻酔をせずに歯石除去を受けることは出来ますか?

ごくまれに可能な例もありますが、基本的には全ての場合において全身麻酔が必要です。
全身麻酔が必要な理由には、主に以下の3点が挙げられます。

【不動化】
歯科処置の殆どは、痛みや不安、ストレスを感じることが避けられません。
全身麻酔により眠った状態を維持し、状態に応じて鎮痛剤を併用することで、痛みや不安、ストレスを減らし、安全に処置を行う事が出来ます。
【確実な処置】
見た目の改善だけではなく、歯石・歯垢を確実に除去し、歯肉炎の治療をしっかりと行う為にも、上記の不動化が欠かせません。
【吸引の防止】
血液や洗浄液、除去した歯石等が気管に入ると、肺炎等を起こす可能性があります。
全身麻酔を使用する場合、気管チューブという管を入れ、隙間のない状態で処置を行いますのでこの心配はなくなります。

 

  • 子宮蓄膿症を治療するには手術をするしか無いのですか?

現時点では、子宮蓄膿症を完治させるための最も有効で確実な治療法は、外科手術であると考えられます。しかし、全身状態や重症度、またご家族のご意向によっては、内科的に治療を行うこともあります。
子宮蓄膿症は再発しやすく、また致死的になり得る疾患ですので、治療法の選択時には慎重にご相談をさせて頂きます。
なお、アグレプリストン[製品名:Alizin(アリジン)]の使用に関しては、直接お問合せください。

 

  • 乳腺腫瘍の手術をする場合、大きく切り取る必要がありますか?

必ずしも大きな切除は必要ありません。当院での標準的な指標は以下の様になります。
【犬の場合】
直径1cm以下であれば局所切除、それより大きければ単一乳腺切除または領域切除を実施。
病理検査により、リンパ管への転移が確認されれば拡大手術を行う。
【猫の場合】
出来る限り片側乳腺全切除を実施。

※局所切除:腫瘍とその周囲の乳腺を最小限の範囲で切り取る手術。最も小さな切除。
※単一乳腺切除:腫瘍とその乳腺を一か所のみ切り取る手術。
※領域切除:腫瘍とその周囲の複数の乳腺を切り取る手術。
※片側乳腺全切除:片側の乳腺を全て切り取る手術。胸から内股に及ぶ大きな切除。

犬の場合は、乳腺腫瘍の大きさは悪性度にはあまり関わりが無く、また単純に大きく切った方が治療効果が高いという事もありません。よって、まずは手術部位での再発が起こらないと考えられる最小限の範囲で切除し、病理検査の結果から転移や再発が懸念される場合は再手術を行い根治を目指す、という方法を推奨しています。

一方、猫の場合は多くが悪性であり、高確率で肺への転移を起こします。早期発見と早期切除が最重要であり、出来るだけ大きく切り取る片側乳腺全切除が適応となります。
しかしこの手術法でも根治には至らないこともあり、特に腫瘍の大きさが3cmを超える場合は厳しい結果となることが多いと言えます。

ただし、上記は絶対の決まりではありません。犬でも「再手術の可能性があるならば、初めから片側乳腺全切除をしたい」、猫でも「とりあえずこの腫瘍の痛みを取るために、最小限の手術をしたい」というお考えもあるでしょうし、その考えや選択が必ずしも不適切であるとも言えません。また、診察をした時点で既に転移が認められる場合は、そもそも手術の適応とならない、ということもあります。
どの様な手術を行うべきであるのかは状況により異なりますので、まずはご来院頂くのが望ましいでしょう。

なお、当院では手術部位の縫合に工夫を重ねた結果、術後の腫れを予防するためのドレーンという管を使用することはほぼなくなりました。これにより術後の傷の管理が大きく簡略化され、痛みや不快感の軽減が可能となったことで、入院期間も短く済むようになりました。
広範囲の切除でも、大抵の場合は2~3日以内にご帰宅頂くことが出来ます。

 

  • 他院への紹介はして頂けますか?

当院では充分な診察が出来ないと判断される場合や、ご希望があった場合には、専門病院や二次診療施設へのご紹介をさせて頂きます。

 

ページ上部へ戻る